相談者Bさんは7人兄弟の三男です。被相続人であるお父様名義の不動産を相続登記したいというご依頼をいただきました。

ご兄弟が多く、既にお亡くなりになられている方もいらっしゃったため、代襲相続が発生しました。

遺産分割協議を行い、Bさん名義にしようと手続きを進めておりましたが、相続人の一人（以後、Cさん）の親御様から手続きに協力出来ない旨の連絡がありました。その方はBさんの弟の前妻でした。

結局、遺産分割協議が出来なかった為、Cさん以外の相続人で相続分譲渡を行い不動産はBさんとCさんの二人名義になりました。

今回の相続登記は、被相続人のお父様がお亡くなりになられてからかなり時間がたっており、早く相続登記を行っていれば代襲相続が発生せず、スムーズに遺産分割協議が行えていたかもしれません。

Dさんから、母と弟の保険の解約を代理で行って欲しいというご相談をいただきました。

部屋を整理しているとAさんも把握できていない複数の保険に関する書類が出てき、当初はご自身で手続きを行おうと思っていたみたいですがあまりに数が多い為、当事務所にご依頼をいただきました。

まずは、お預かりした書類を仕分け、保険会社を一覧にし、保険会社へ連絡を行い、解約の手続きを進めていきました。

手続きを進めている最中にも別の保険が見つかりDさんも大変驚かれているご様子でした。

また、Dさんは「自分たちの為を思って保険に加入したと思うが生前、保険を整理しておいて欲しかった」とおっしゃっておられました。